G-317D1WGLVZ

お知らせ

【メディア情報】秋田さきがけ新聞に掲載されました

8月7日の秋田さきがけ新報、県南欄に、当院院長 渡部の東京オリンピックでの帯同の模様のインタビュー記事が掲載されました。

以下、紙面から本文を引用致します。

【横手の整骨院経営・渡部さんがトレーナー】
ブルネイ代表サポート『選手団の一員「貴重な経験」』

横手市平鹿町で整骨院を営む渡部真吉さん(41)が、東京五輪に参加したブルネイ代表のトレーナーを務めた。
新型コロナウィルスの影響で、開催直前になって同国からの要請に応じた。
「自国開催の五輪に、他国の選手団の一員として参加するという貴重な経験ができた」と話した。
ブルネイは東南アジアのボルネオ島北部に位置し、人口約45万人。
五輪には競泳男子100m平泳ぎにムハマド・アフマド選手(23)、陸上競技男子200mにミュードノールフィダウス・アーラシード選手(24)が出場し、いずれも予選通過はかなわなかった。
渡部さんは7月27日に東京・晴海の選手村に入った。
主にアーラシード選手の体の手入れを担当。
「お国柄か、選手も関係者もおおらかでゆったりしている印象を受けた。」
選手村と練習会場までの運転手も務め、選手団と交流を深めた。
選手村は感染症対策が行き届き「食事もおいしく、良質な空間だった」と渡部さん。
国立競技場でレースを見守り「現場の感染対策もしっかりしていた。観客がいれば盛り上がっただろうなと感じた」と語った。
浅舞小、浅舞中(現平鹿中)、湯沢商工高校(現湯沢翔北高校)で野球に打ち込んだ。
仙台市のスポーツ専門学校に進み、2010年から平鹿町でスポーツ専門の整骨院を経営。
全国高校総体、国体の本県選手団や地元高校の運動部でトレーナーを務めてきた。
19年、台湾で開かれたアジア野球選手権でがスリランカ代表のスタッフに入り、その後も東南アジア諸国で野球の普及啓蒙活動に携わった。
ブルネイは新型コロナの影響を見極めるため、7月に入ってから五輪選手団派遣を正式決定。
渡部さんは関係者を通じて急きょ、トレーナーを依頼されたため、アフマド選手の競技には間に合わなかった。
渡部さんは今月5日に選手村を離れた。
「短い期間だったが、選手に実力を発揮してもらうため、出来る限りのサポートをした。五輪に関われる人が限られる中、スポーツに携わる者として幸せだった。日本とは違う視点で五輪に関係し、見えたものがあった」と振り返った。

[秋田さきがけ新報 2021年8月7日掲載]

2021.08.08