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お知らせ

【活動報告】東都大学準硬式野球連盟のインドネシア野球普及活動に帯同致しました。

11月26日~11月30日の日程で、インドネシアのバリ島にて行われた東都大学準硬式野球連盟主導による野球普及活動に参加させて頂きました。
この事業は日本の野球文化をインドネシアに広げようと活動している現地の方々と、東都大学準硬式野球連盟が共同して行っているもので、今回は日本とインドネシアの国交樹立60周年という記念の年という事もあり、参加化国も増えて「ASEAN国際野球大会」という形で催致するに至りました。
インドネシアは日本に比べるとまだ発展途上であり、ハード・ソフト両面で先進国に大きく後れを取っています。
その様な環境下ですので、スポーツを出来る環境というものも恵まれてはおりません。
ですが、現地では子供たちは純粋にスポーツを楽しんでおり、そして身体能力も高い水準にあります。
そんな中「野球という日本独自の文化とも言えるスポーツで、アジアの発展に寄与したい」という想いを持って長年活動を行っているのが、東都大学準硬式野球連盟と現地で普及・啓蒙活動を行っている日本人の方々です。
今回はその様な想いに共感し、実際に現地に赴き一緒に活動させて頂きました。
バリ島では、現地の小中高校生に指導を行なったり、体育大学の学生に指導したりと、大変有意義で興味深い経験をさせて頂きました。
期間中は大きな怪我などは無かったものの、軽い肉離れや肩の投球障害等が起こりました。
医療体制が整っていない現地では適切に処置をされていない事もあり、子供たちはどの様に対処したら分からない様でした。
その場ではテーピングや可動域改善エクササイズ等の基本的なアプローチしか出来なかったものの、「ありがとう!」と大変感謝して頂けました。
日本のスポーツやメディカルケアのレベルは世界的に見ても高い水準にあり、その様な知識や技術を求めている方々は多いと改めて感じました。
また、バリ州副知事やオリンピックインドネシア担当の方々とも面会し、今後のインドネシアでのスポーツの発展にコンディショニングが受けられる環境整備と人材の育成は必須である事を提言させて頂く機会にも恵まれました。
スポーツを取り巻く環境にはまだまだ問題が山積しておりますが、どの様な環境下でも選手たちが好きなスポーツに思い切り取り組める様、今後も国内外を問わずスポーツの発展に寄与すべく活動して行きたいと思います。

2018.12.03